高岡町:住宅

高岡町の水害で浸水した住宅の嵩上工事です。 この地区では4棟の住宅を嵩上改修しました。  

作業内容宮崎市で、激特の指定を受け宅地を約3m嵩上家屋を元の位置に据付ける工事を行いました。
着工前です。道路の前(東側)が川で、床上90cmぐらい水が上がったそうです。
まずは、敷地嵩上の為に家を一旦、隣の空地に移動させます。
既存の基礎部分から西側に20mほど仮に曳家を行います。kawa03-1
敷地一杯の面積を確保する為、L型擁壁で盛土を行います。従前のレベルよりも250cm敷地が高くなりました。
仮置きしていた家屋を約3mジャッキアップします。 新設基礎の高さまであげると横に移動していきます。kawa05-1
家が新設基礎上まで移動した状態です。 写真の右下に身長175cmの人物が写っていますので高さの想像が付くと思います。kawa06-1
建物の据付が終わり曳家は完了となりました、 このあと内部のリフォームを行い以前よりも快適な住まいへと変身しました。 施主も非常に喜んでいただき当社もいい仕事が出来たと思ってます。

宮崎市:住宅

宮崎市内の住宅です。 区画整理事業に伴う嵩上工事を行いました。  

作業内容宮崎市で、区画整理事業に伴う、宅地の嵩上で仮に曳家を行い、行政側による造成工事終了後、基礎新設、家屋据付を行いました。
着工前です。立派な庭と、玄関までのアプローチが印象的な、住宅です。iwam01
植栽の無い状態での着工前です。iwam011
既存の基礎部分から北側に10mほど仮に曳家を行います。iwam02
母屋と倉庫をずらした状態で行政発注による盛土工事が行われました、行政によって異なりますが今回は、既存基礎解体撤去は地権者側負担でした。iwam03
同じ位置に基礎を新設しました。元は布基礎でしたので、家屋に多少の歪が見られましたが、今回は、ベタ基礎にて新設し、さらに、ベースを厚くしましたので、上屋はさらに長持ちすると思います。iwam04
こちらは倉庫です。母屋とつりあいの取れた倉庫で、ヤッパリ曳家のほうが断然お徳です。iwam05
浴室壁の内部です、白蟻の巣がありました、幸いにも まだこの周辺部分だけの被害で済んでおり、全体には及んでいませんでした。 早速、防蟻処理を行いました。iwam06
既存のトイレ内部です。以前は、腰壁がタイルで上部壁がプリント合板でした。iwam07
改修後のトイレ内部です。腰壁を杉板で張り上げ、プリント合板だった壁は撤去し、中霧島壁で仕上げました。 床は、竹のフローリングで仕上げ、香りの良いトイレとなりました。iwam08
まだ庭は完成しておりませんが当社の工事はここまでです。iwam09
周りを、石塀で囲みどっしりとした、重厚な住宅となったようです。 玄関ドアと庇の銅版を葺替、新しい門を新設して雰囲気も新に敷地全体の模様替えが完了しました。iwam11

宮崎市:住宅

宮崎市内の住宅で、 嵩上、リフォーム、土台の取替を行いました。  

作業内容宮崎市で、基礎の新設嵩上と道路側に駐車スペースを確保しました。
着工前です。手前の倉庫類を撤去して駐車スペースを確保し、家を300mm嵩上します。001-1
家をジャッキアップしている様子です、約1m程嵩上した状態で基礎の作業を行います。002-1
基礎を作る前に、シロアリの被害が非常に多く見つかりました、土台の約70%程が表面しかなく中身は空っぽでした、急遽土台の入替を行いました。004-1
家を上げた状態で既存の基礎を解体します。。003-1
新しい基礎はベタ基礎にて施工します土間下には防湿シートを敷き込み、湿気の進入を防ぎ、土台の保護を行います。005-1
今回は、内部のリフォームも行いました。 着工前の。内部です006-1
天井を落とし、梁の補強を行いました。壁は土壁で施工されてましたので、土壁部分はそのまま断熱材の無いところに新規で断熱材を入れました。007-1
リフォーム後の内部です。二間続きの和室の床の無い方のリビングを縁甲板貼りにし、台所との壁を撤去し、対面キッチンにしました。テーブルにくっついている柱は、どうしても撤去できなかったので、この様な配置となりました。008-1
反対から見たところです。009
トイレは広く一坪取り、要介護者でも利用し安いようにリフォームしました。010
道路側からは賃貸用駐車スペースを。6台分取り、固定収入を確保する計画です。 外壁はそのままですが嵩上と内部のリフォームを行うことで全体的に明るい雰囲気になりました。011

宮崎市:佐土原町

宮崎市佐土原町の道路拡張に伴う曳家です。 鉄筋コンクリート造2階建ての、住宅で、曳家後増築を行いました。

作業内容宮崎市の道路整備事業に伴う曳家工事です。
着工前です。踏み切りの向こう側の、鉄筋コンクリート2階建て住宅です。手前の道路拡張に伴って、4mほど移動します。takaha01
踏み切り横の道路が狭く、側溝もありません。踏み切りからの左折が難しく。危険箇所となってました。takaha02
まずは、住宅部分基礎から掘り揚げます。今回は過去に庭部分が浸水していたとのことで、ついでもあって現状より、家を500㎜高くしました。takaha03
予定レベルまで嵩上を行い、横移動を行います。レールの上に建物を乗せジャッキで押して移動させます。今回は4mの移動となりました。takaha04
事前に移動先に打設した、耐圧版に建物を定着させる為に、コンクリートで根固めを行います。既存ベースの下に、型枠を組みコンクリートを打設します。takaha05
打設後の内部です。 コンクリートで基礎がより丈夫に補強されたのが解ると思います。既存のベースの下が新に増し打ちされた基礎で、その下が建物全体の下に新設された耐圧版です。takaha06
建物移動後に道路の側溝工事が始まり、新しい側溝が布設されました。takaha07
既存の台所を改修しました。写真左上が、元の台所でしたが、狭くて動線が悪かったので、既存の浴室洗面部分を撤去し、新に対面式のキッチンを設けました。床も隣の和室と段差をなくし、一体のスペースとして広く使えるようにし、独立していた応接間と開口でつなぎ明るいダイニングキッチンとなりました。takaha09
今回曳家を行った、鉄筋コンクリート本体の二階建てに、木造で増築工事を行いました。狭かった浴室を増築部分に広く取り寝室、プライベート空間を木造部分に置き、杉板と珪藻土で内部を仕上げました。takaha11
玄関を南側に配置して全体の外観を和風に装飾しました。庇を低く取り今まで差し込んでいた日差しを今回からはカットできる事でしょう。 現在、入居が完了し、趣味の園芸を十分楽しまれる事でしょう。takaha10

青島サーフショップ

増築を予定していたので小屋組みをそのままジャッキアップしました 施主の予算に何とか合わせる事が出来ました。  

内容 今回は宮崎市の青島に建つ老舗の店舗です。店舗面積に比べて、居住面積が少ないので増築を計画されてましたが、予算との関係で小屋組みをそのまま使用することとしました。
着工前です。青島海水浴場のすぐ近くに建つサーフショップで、グッズ、ウェアがメインのお店です、県外の初心者サーファーも親切にレッスンしてくれる優しい親父さんもいます。 敷地いっぱいに建物がある為、上部空間に増築を計画しました。 nagi01
小屋組部分のみを、ジャッキで持ち上げます。写真は一階の天井裏です。 梁の下に柱のホゾがあるのが判ると思います nagi02
約500mmほど小屋組みが持ち上がった状態です。ここから再度桁下にレールを入れ込みシンクロの電動油圧ジャッキで持ち上げていきます。 nagi03
間柱が、切れているのが判ると思いますが、ジャッキアップの始めはどこかに支障が無いのか良く判断してゆっくりとあげていきます。 nagi04
ジャッキアップが完了し桁と柱を入れ終わりました。工事期間中、雨が非常に多く通常の新築工事ですと工事中断ですがここの場合、屋根先行工事ですので支障なく進行しました。 nagi05
反対側からみたところです、西側には足場が立てられずに苦労しましたが、無事嵩上が完了しました。現在外壁を施工中です、もうすぐお店のリニューアルオープンとなる事でしょう。 nagi06
持ち上げて壁の無い部分に、外装版を施工したところです。ここまで約40日ほどかかりましたが屋根を解体して増築する事を考えると早いと思います。 nagi07
足場が無くなり、なんとなく雰囲気が出てきました。二階の居住スペースを後回しにして、店舗の営業再開が最優先となります。 nagi08
元々あった天井は一階部分に置いて来てますので新規に天井を作る事はしませんでした、今まで無かった、天井の断熱材を新規に入れて、県産材の杉板をあらたに貼り太鼓梁は見出しとして開放的な空間が出来ました。民宿にもなりそうです。 nagi09

佐土原町:鉄骨住宅

町の区画整理事業に伴う曳家で所有者の敷地が道路反対側に あったので 道路を横断して南側の敷地に移動しました 夜間最終バスを待って3時間ほど通行止めにし、約30mの道路を 無事通過   佐土原町 鉄骨二階建て 曳家

sanpei01二階建ての建物の一階部分を切断 (NTTが幹線を移設してくれなかった為)ケーブルの下をくぐる様にして歩道部分まで 曳き出します。
道路横断の時間まで準備です。 sanpei02あたりが段々薄暗くなり半分まで家をずらします。 sanpei03
sanpei04最終バス通過後道路をゆっくりと渡ります。
  sanpei05sanpei06反対側の敷地に移動した後、たこ焼きハウスを 一階部分に曳き込み 曳家工事完了です。

 

木花台:住宅

地盤沈下により家が傾いてしまいました。レベルを調整する事で建具の歪や、クロスの切れの補修その他が解消されました。

家の歪みによって気密性が失われかけていましたが、レベル調整後気密測定を行い、気密性の基準をクリアしていました。

レベル調整現場  

作業内容造成地の地盤が不等沈下を起こした為に家が傾いてしまった住宅の現状復旧工事を紹介します。
まずはジャッキアップに先立ち、それぞれの柱の位置で、レベルを測定します。今回はオートレベル測定機器を使用しました。m001
床下への侵入路を確保する為和室を養生します。工事期間中は和室の使用をご遠慮願いました。m002
約70mmほどレベル調整を行う為に既存の給排水管をフレキシブルジョイントで仮に接続しておきます、生活に支障を与えない為の配慮です。ちなみに戸建の免震設備もこのようなジョイントになるのでしょうね。m003
鋼管杭を打設中です、地区10年程経過していますが。レベル調整後の沈下の心配をなくす為に地質調査後、支持地盤のある5mの位置まで杭を打設します。m004
さらに、一番軟弱な2m付近の地盤改良を行う為にグラウトを注入します。これにより杭の根固も並行して完了です。m005
外回りの工事が完了すると同時に、部分的に基礎を斫りジャッキをセットします。床下の作業で能率が上がりませんが、施主の要求事項を満足させる為に、一所懸命です。m006
ジャッキアップを行いはじめにレベルを取った寸法の材料を柱下に、設置してレベルの調整が完了です。この後は内部のクロスの張替え巾木のモルタル補修を行い、工事完了となります、約2週間ほどの工事となりました。m007

 

高崎町:住宅

区画整理事業に伴う曳家

約150mほどの移動と高低差-4mの工事でした内部にクロスが使ってある部屋に若干の補修が発生しただけで、破損はありませんでした。

曳家により家が傷むというのは事実ですが、現在は技術の進歩により補修箇所は殆どありません。

壊してしまえば全てゴミですが、曳いて使えば財産です。

高崎町 k邸 専用住宅
高崎町 着工前 移転予定場所からの撮影です。 kawa01 一段下に建物を移動させました。約-2m kawa02
ここで一旦方向転換です kawa03 手前が新しい基礎の新設予定地です。 kawa04
新設基礎上にレールが敷かれ移動中です。 kawa05 あと数mで予定位置まで建物が移動します 約40日の工期でしたが無事完了目前です。 kawa06

新富町:飲食店舗

鉄骨造 2階建て 総重量170t

区画整理事業に伴う曳家で、東側に約10mほど移動しました

既存の基礎の下に耐圧版を打設し水平移動です。

二台のジャッキでゆっくりと押して移動させました。