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仙台 N邸

2011年東日本大震災で被災した、仙台市内に建つ専用住宅です、手前の玄関側に役200mm程度傾き、内部の壁クロスに被害が出ておりました。お付き合いのあるゼネコンさんの実家だそうで、当社にジャッキアップ沈下修正の依頼がありました。 nakasima1
nakasima2 床暖房装置が土間スラブに埋め込まれており、土台からの調整が出来なかった為、基礎下からのアンダーピンニング工法を採用しました。人力による掘削状況です。
基礎下に長さ500mmの鋼管杭をジャッキにより圧入していきます。 建物の自重を反力として、建物が浮き上がるまで、杭を圧入していきます。ジョイントは溶接で杭を繋いでいき、支持層まで確実に到達させます。
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ベタ基礎の下にこれくらいの隙間が出来、家が水平になりました。実際は建物が杭により支えられましたので、この隙間はたいした問題ではないのですが、後々土が流入して周りが沈下しますのでこれを埋めていきます。 OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA 隙間を埋める為に、セメントミルクをポンプで圧入していきます。全ての隙間に、セメントが侵入していきますので、たまに間知石の隙間から出ることもありますが、今回は綺麗に入っていきました。
着工時は11月でしたが。 完成は12月になりました、やっぱ寒いとこですね
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